他宗教でも、例えばキリスト教のカトリックなどではロザリオが同様の使途に用いられる。仏教がシルクロードでインド仏教から中国仏教に伝来され、そして日本に仏教が伝来したのは西暦552年という説が有力です。約1500年前に日本に入るまでは仏教は中国禅堂の一つの宗派しかありませんでした。形も108個の玉が輪になって繋がっているだけのものでした。 やがて念珠は仏教と共にシルクロードを通り中国、朝鮮を経て、日本に伝えられました。その後、時代を経て、平安、鎌倉と日本仏教の発展に伴って、念珠も形の進化をしていきます。
アクシャとは物をまっすぐ貫くものの意味で、梵語では車軸や心棒などもこう呼ぶ。ジャパとは祈りの言葉を囁いたり呟いたりする事の意味で、これが神仏の名や真言陀羅尼を唱える時に使う道具である事を示す。マーラーとは物を糸で繋いで連ねたものを指す言葉でネックレスなどもこう呼ばれる。またアクシャとは梵語の字母表の最初の文字aと最後の文字kSaを合わせた単語でもあって、言葉のすべてを象徴し、ヒンドゥー教では50珠を連ねた数珠が通例である。念仏の際に音を立てて揉んだり、真言・念仏の回数を数えるのに珠を爪繰(つまぐ)る目的などで用いる。
珠の中をつらぬいている糸は、丁度仏の心を、私どもの心の中に通しているわけであって、しかもそれを円く輪にしてあるには、心が円く、素直になることを意味しているので、心の平和を表しているのであります。仏前におまいりする時は元より、出来れば、いつも珠数を手にかけて、自分の心をよきに導きたいものです。このようなわけをもったお珠数でありますから、お珠数は、大切に取り扱うようにしたいものです。 例えば畳の上にじかに置くとか、人にわたすとき、ぽいと投げたりするようなことは、さけたいと思います。
四十二、二十七、二十一、十四のものがあります。宗派によっては三十六玉、十八玉のものも用いております。玉のうち、房(ふさ)の付いているT字形の穴のあいている玉が親玉といわれ、これが中心です。主玉の百八個の玉は、百八の煩悩を意味しております。菩薩の修行の過程を意味しているともいわれます。 主玉の間にある小玉や、房についている小玉など小さい玉には、四天、四菩薩、弟子玉、記子玉、などの名があり、弟子玉の下についている露型の玉は記子止(きしどめ)、露玉(つゆだま)と呼ばれ、また親玉のすぐ下、表房の一番上にある玉は浄明(じょうみょう)(浄名)といわれます。
臨済宗と黄檗宗では、親珠2個で、10個ずつの記子がついていて、5個目のところで結んであります。[日蓮宗]他の宗派にない祈祷用の珠数が多いです。特に房の組み方と寸法が他宗派とは異なります。親珠の一方に3つの房がついているのが特徴です。※日蓮宗では3つの房を中指にかけて外に垂らします。念珠ともよばれます。現在、日本で信仰される仏教の各宗派によって違いがあり、70種類ほどあります。種類は多いですが、仏様と心を通い合わせる大切な道具であることは違いありません。これは形状から読み取る事ができます。
当時は船載品として非常に貴重なもので僧侶の間でもごく一部の者しか使用されていなかったようです。このころの遺品が、今、御物として正倉院にいくつか納められていることや、天平勝宝8年(756年)、聖武天皇による東大寺献物帳の一部に、念珠が「国家の珍宝」として献納されていることからもわかります。そのときの記録によると材質は、金、銀、瑪瑙、琥珀、水晶、真珠、など貴金属、宝石類でつくられており、まさに貴重品であったことが伺えます。平安末期から鎌倉時代にかけて、いわゆる鎌倉新仏教が展開され、広く民衆にまで浸透し、念珠の需要もしだいにましました。
持ち方は八の字型にねじり、両手の中指に掛けます。右側に房が2本、左側に房が3本くるように持って手を合わせます。■【禅宗・曹洞宗】始祖の栄西は臨済宗を説き、後に道元が曹洞宗を説きます。人の心と仏の心は一つとし、自分自身の本質を追及、悟りを求めます。臨済宗は人の持ち合わせた仏性を座禅により見出し、自分自身の仏心に立ち返ることで悟りに至るとしています。また曹洞宗は座禅することにより、真実の自己や仏性に目覚め、悟りの境地へと至るする只管打座を説きます。持ち方は、二連にし、房を下に垂らして左手に掛けます。
経典には菩提樹が最高と説かれているものが多いようです。やはりお釈迦様が悟りを開かれた木が最高ということでしょうか。また、水晶が一番と説かれている経典もあります。現在、真言宗では、大法要の時は水晶の念珠を持つ決まりになっています。まず、左手の親指と人差し指の間に、房が下になるように念珠をかけます。次に右手を左手に合わせ、合掌の形になればできあがりです。合掌する場所は胸の前が良いでしょう。 最後に、念珠についてのよくある質問を紹介します。Q.念珠を他宗教のお葬式に持っていっても良いですか?
普通の持ち方は、一連の場合、左手の親指と人差し指の間に掛けます、房の部分を下にして持ちますし、長いものの場合は二連にして左手首に掛けます。合掌の場合は、一連の場合は両手の四本指に掛け、はさんで手を合わせるようにしてください。お話の前に「合掌」についてお話致します。合掌というのは、右手と左手がぴったりとくっついた状態が合掌です。そのことは、誰でも知っていると思いますが、左手は「自分」を表し、右手は「仏さま・故人」を表します。合掌の状態と左右の手の意味を覚えておいて下さい。それでは本題に入ります。
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